ご住職並びに修行僧が生活する庫裏ですが、こちらの生活費、たとえば光熱水費は
どこまでが生活に供するもので、どこまでが宗教法人としての事業経費になるかという
問題があります。
ここでもよくつかわれるのが、合理的な按分計算です。たとえば3カ月程度の利用量
を自身で大体把握し、その割合をもって継続的に按分するといった具合です。
この割合は、事例ごとに違います。周りが8:2だからうちも・・・というような考え方で
はなく、合理的な考え方で行ってください。
細かいところであいまいにしていると、有事の時に大変になります。一度明確に経理
したほうがいいです。