情報過多の弊害

 近年、インターネットの発達とともに、世界中で”情報爆発”の問題が起きています。知りたいことが何でもインターネットで分かる反面、沢山の情報が集まり過ぎて、「問題や課題解決の全体像が何か、誰も説明できない。」と言う現象を指しています。

 ”情報爆発”は国の政策にかかわることから、企業経営の課題解決、個人の問題解決まで、物事の問題・課題解決の全てについて起きる可能性があります。

“情報爆発”の何が問題か
 ”情報爆発”で困ることは何でしょうか。
 個人の問題で、例えば「子供の教育の仕方」などとか、企業の問題で「わが社は業界で優位に立つ競争力を得るためには何をすべきか」などとか、解決すべき問題・課題は後を絶ちません。

 もし適切な解決策が見つからない場合は、何もできないで、解決を先延ばしすることになってしまいます。競争相手と戦っている場合は大きな利益を得る機会を逃し、経営に甚大な損害を与えることにもなりかねません。

“情報爆発”を回避する努力の仕方
 自分の中で”情報爆発”を起こさない方法はあるでしょうか。
 誰にも絶対成功する方法を提案することは不可能ですが、少なくともその可能性を低め、回避して適切な全体最適解を見つけ易くする方法として、いくつかのコツを紹介しましょう。
1. 問題・課題解決の優先順位を付ける。(重要度・緊急度から判断して「プライオリティー・マトリックス」を作って判断する。)
2. 問題・課題解決の目的を良く考えて、曖昧さをなくし、適切に表現する。
3. 「上手な企画の立て方」で紹介した論理的思考を行い、それに合った情報を選択的に集めて活用する。(多様な情報に惑わされない。)
4. 自分(担当者)が目的達成のための解決策の全体と部分の関係を納得できるまで考え抜いて答えを出す。